【部門紹介】共同生活援助(グループホーム)

【部門紹介】共同生活援助(グループホーム)

当社には、大きく分けて「生活支援課」「就労支援課」の二つの課があり、その名の通り、「生活」を担当する部門と「就労」を担当する部門に分かれて仕事をしています。

障がいのある方の支援と一口に行っても、生活と仕事の支援では、支援の切り口や考え方など様々に違う部分があります。

なので、「障がいのある方の支援をしたい、仕事にしたい」、と思った時、生活と就労の支援では仕事の内容が違うので、どちらの支援が自分に合っているか?と考えることができると思います。

そういう思いが芽生えた方も是非参考にしていただきたく、各部門のリーダーから紹介をさせていただきます。

共同生活援助(グループホーム)とは

株式会社ジューヴルのグループホームのサービス管理責任者、入社2年目の鈴木と申します。

今日はグループホームについて語らせて下さい、よろしくお願い致します。

「グループホーム」という言葉は、最近ではよく聞く言葉だと思いますが、どんなものを創造するでしょうか?

グループホームとは、少人数で支援を受けながら生活をする住宅のことを言います。
主に高齢者や障がい者のグループホームがありますが、弊社のグループホームでは障がい者向けの支援を行っています。
法律で決められたサービスのタイプが色々あり、大きく分けて
①介護サービス包括型
②日中活動サービス支援型
③外部サービス利用型
④サテライト型住宅  の4種類に分かれています。
建物の形態も様々で、「一軒家型」や「アパートタイプ」、「一人暮らしタイプ(サテライト)」などがあります。

弊社のグループホームは「介護サービス包括型」で、定員は15名です。夜間の支援員配置はなく、緊急時に駆けつける電話連絡対応を行っています。

建物の形態ですが、以前は、一軒家型が2棟と、サテライト3か所で運営していましたが、今年の8月から新たにアパートタイプのグループホームを開始いたしました。

その経緯についてですが、一軒家の共同生活タイプで暮らす利用者さんから「一人暮らしがしてみたい」という声があったことがきっかけでした。

アパートタイプのグループホームは、必要な支援を受けつつ、衣食住のことはほぼ自分で行っていきますので、完全な1人暮らしの一歩手前の生活環境となります。

将来的に1人暮らしがしたい方や、ほとんどのことは自分で出来るけど部分的に継続的な支援が必要な方、または支援はしっかり必要だけど共同生活は難しい方などにニーズがあります。

 

支援の内容は

「個別支援計画」という計画をご本人と一緒に立てる中で、必要な支援について考えていきます。

例えば・・・

「自分で夕食を作れるようになりたい」というニーズに対しては、①どんな食材をどこで買うか(買い物支援)②どうやって作るか(調理支援)③食材費はどのくらいかけるか(金銭支援)などがあげられますし、それ以外にも、調理後の片付けの仕方、調理道  具の収納、台所の掃除、ゴミ捨て、食材の保管方法・・・挙げだせば切りがないほど、「自分で夕食を作る」と言うことに対してのタスクが多いことが分かります。

それらのタスクの中から、すでにできる事、できるけど不安があること、まったくできないことなど、どの程度の支援が必要かアセスメントをしていきながら、最終的には「自分で料理を作る」を達成できるように、お手伝いしていきます。

私達の喜びは、できないことができるようになったり、自信を取り戻したり、そういった姿を見る事です。

ぜひご相談ください

障がいや病気をもつことで、「自分で生活する」経験が限られてしまうことがありますが、年齢問わず「自分で生活してみたい」と思った時がチャンスじゃないでしょうか?

障がいがあっても「一人で暮らしたい」と思うことは当たり前のことですし、障がいがあるからといって一人暮らしをあきらめなくてはいけないことはおかしなことです。

楽しいことばかりではないでしょうし、大変なこともたくさんあると思いますが、毎日の生活や暮らしの中で、考えたり悩んだり一緒にさせていただければ幸いです。

見学や体験も受け付けております。部屋の空き状況などはその時々で変化しますので、お気軽に連絡をお待ちしております。

 

グループホーム お問い合わせ  京増、鈴木 ((株)ジューヴル代表電話 0126-35-1945)

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