代表の池添です。当社は創業7周年を迎えることができました。
7期は、とにかくsorakaの移転に始まり、決断の年でもありました。
拡大したとたんに、事業が縮んでいく・・・そんな記憶が、サラリーマン時代にあり、
正直、拡大することはとても怖い。
1年以上前から関係者と協議していた移転計画は、実は途中で計画を縮小し、身の丈に合っているであろう、というところで腹をくくりました。
その腹をくくるまでに、本当にこの計画は必要か?小さなままで大きく生み出す方がいいのではないか?小さなままで窮屈なままでも、まだ頑張れないか?一人で自問自答、一歩進んで二歩下がるような、日々でした。
そんな中で、GO!と決められたのは、やっぱり一緒に働くスタッフが「必要です」「やりましょう」「問題が解決されます」と前向きな言葉を言ってくれたからでした。
決意が固まりました。
とにかく嵐のような一年で、というか、内装工事が始まった数か月が、猛烈な嵐で、創業の時よりも全然違う難しさと辛さを感じていました。
出産の大変さよりも、反抗期の子育ての大変さでしょうか(笑)。なんとなく。
2月1日を迎えて、何かを配信しよう、と思い、青空が見たいと思って、画像を選んでみました。
雪降る日々に、または、忙しくて息が吸いにくいときに、青空の存在の大きさ、ありがたさ。
今日、たまたま利用者さんと「もう6年の付き合いだよ」と言われました。
その方と出会い、支援させていただき6年。
彼女の「6年」を噛みしめました。
皆さんが自分らしく生きて活きることができる1年になるように、私達、福祉事業者は責任を持たなければいけません。
株式会社ジューヴルが8年目に入り、中小企業の10年の命を思います。
「福祉は強いね」と言われることも多々ありますが、とんでもない、福祉は質の仕事。
制度を活用して、弱者ビジネスのような事業所が社会問題になっていますが、
質を高めていくことが福祉事業継続のキモであり、「自立」という結果で評価される世界でなければいけません。
その質をここまで維持し、一人一人の「自立」の在り方を実現させてきてくれたのは、まぎれもなくスタッフ一人一人であり、その一人一人の連鎖が良い職場を創り出してくれていると思います。
私は、創業からここまでは、利用者さんを見つめて、彼ら彼女らのニーズにこたえられるように、事業を組み立て推進してきました。
これからは、中小企業の社長の一人として、従業員の幸せをしっかりと考えていかなければいけないと思っています。
何が幸せか?従業員に聞かないとわかりませんね。
今年はより一層、みんなで力を合わせて前に進んでいけるような会社になるように、尽力していきたいと思います。
8期目もどうぞよろしくお願いいたします。