2020年6月16日付けで、経済産業省が認定する「事業継続強化計画策定企業」に認定されました。
「事業継続力強化計画」の認定制度とは
中小企業が策定した防災・減災の事前対策に関する計画を経済産業大臣が認定する制度です。認定を受けた中小企業は、税制優遇や金融支援、補助金の加点などの支援策が受けられます。
と、中小企業庁のホームページからの抜粋させていただきました。
・・・ということで、当社も今後の事業展開を考え、計画を策定しました。
当社の所在地は数年に一度冠水が起きる地域であり、
数年前の中心市街地の冠水、怖かったですよね。
当社の前の道路も冠水して、ギリギリ、浸水は免れましたが、市内では床上浸水の被害が出た地域もありましたよね。
岩見沢市に確認してみましたところ、
☂H29.9月
雨量 49.5mm/H
中央通り7~6条にかけて冠水
9月史上最大降雨量
冠水の原因:排水の限界による
☂R1.8月
雨量 94.5mm/H *約1時間ほど降り続けた
中央通り7~6条他、中心市街地、振興局付近 全面冠水
数10年に1回の記録的降雨量
冠水の原因:排水の限界による
排水の限界!? 気になりましたので、聞いてみたところ、
「下水設備について、中央通り7条から6条は道の管轄。もっと排水できるように整備するよう要望を出しているようだ。」
じゃあ、2時間降り続けた、冠水は倍になってしまうの???
「R1の雨では、1時間降り続けているが、例えば2時間降り続けたとしても、下水と河川へ流れていくため冠水量が倍になるとは限らない。」
という回答でした。
また、緊急警報について
「記録的短時間大雨警報は100mm/Hの際に発令。出るタイミングは、大体降った後に出る。R1年の時は、その数値に至る前に発令された。(ヤフー防災アラートなど)
また、市独自のメールでの情報サービスでも発令されるが、降った後に発令されるので、排水が追い付いていないのは視覚的に見て確認。」という事でした。
これらの情報を踏まえて、社屋内に浸水しないような道具の導入や、製造設備の電源の防護などを、「いつ」「だれが」「どのように」やるか、について計画を立てております。
なかなか、脂っこい申請書にはなりますが、BCPについても、いざというときに機能することが大事ですので、きちんと運用できるように努めていきたいと思います。
そして、今回の新型コロナウィルスについても、この計画に盛り込まなくていいものか、経産省に確認もしましたが、「現状ではこの計画の対象となる自然災害には含まれてはいないが、全世界の事業継続に危機をもたらした災害となった今では、今後はこう言ったことも踏まえて計画を立てていくことが必要になってくる」、とのことでした。
そうですよね。
新型コロナがもたらした経済危機、当社ももれなく影響を受けておりますが、できることを探すこと、今だからこそできること、できることからやっていくこと、小さなことからコツコツと・・・
などなど、頭をひねりにひねっております。
とにかく、ピンチをチャンスに、頑張っていきましょう!!
↓事業継続力強化計画の詳細についてはコチラに
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/antei/bousai/keizokuryoku.htm